保育士が子育てしてみた

保育士ワーママさかすと2016年に生まれた娘どんちゃんの成長記録。目標は絵本1000冊。保育士目線での子育て情報や保育園の裏話を教えます。

【絵本0021】ありがとうという感謝の気持ちが育つ絵本:とってください

1歳を過ぎると急激に言葉を覚える時期を迎えます。

言葉を覚えると同時に、あいさつもすこしずつ取り入れていきたいですね。

今回紹介する絵本は「ありがとう」という感謝の気持ちを育てることができる素敵な絵本です。

とってください

f:id:dondon0907:20180206220624j:plain

とってください:福知伸夫

福音館書店

800円+税

「とってください」「ありがとう」のやりとりで進む絵本

とってくださいは、表紙のかめさんがいろんな動物たちに、自分では届かないもの(木の上にあるもの)をとってもらい、「ありがとう」とお礼を言うシーンが繰り返し描かれています。

「○○さん、○○とってください」とカメは言いますが、子どもも一緒なんですよね。

”お母さんに靴をはかせてもらいたい。お父さんに抱っこしてもらいたい。友だちと一緒にあそびたい”

そうした○○してくださいという事は子どもにも当然出てくる感情です。それが、言葉ではまだうまく表現できないんですよね。

カメの「とってください」という表現は子どもにとって共感できる内容で、だからこそカメとどうぶつのやりとりは、『こういう時は「ありがとう」っていうんだ!』という気づくきっかけにもなります。

職場でも0歳児クラスの後半あたりからこの絵本の読み聞かせをよくしています。

0歳児クラスの後半になってくると『お友達』という他人の存在に興味を持つようになります。まだまだ一緒に遊ぶという事は少ないですが、やりとりのある絵本を取り入れて、子どもの成長を促していくきっかけのひとつになると良いなと思っています。

版画で彩られた色彩豊かな動物たち

とってくださいは木彫りの版画を使用しています。

イラストの線が太くて、しっかりとしていて、色彩豊かなのが子どもにも好評なようで、どんちゃんはほかの作品でぞうやカメといった『とってください』に出てくる動物を見つけると、対外見比べています。

デジタルで色付けされた作品ももちろん素敵ですが、版画という技法も味があって良いなぁと思います。印刷されたらどれも一緒でしょ、なんて言われてしまうとそれまでなんですが。

 

「ありがとう」は魔法の言葉。よみきかせによって子どもに感謝の気持ちが育つきっかけになると良いなぁと思います。