保育士が子育てしてみた

保育士ワーママさかすと2016年に生まれた娘どんちゃんの成長記録。目標は絵本1000冊。保育士目線での子育て情報や保育園の裏話を教えます。

【絵本0028】大好きな相手を思いやる2匹に癒される絵本:おくりものはナンニモナイ

どんちゃんが生まれるまで、職場の子どもたちがかわいいから、子どもなんてみんなかわいいものだと思っていました。

みんなかわいいからわが子も同じ、と思っていたら、わが子はやっぱり他の子とは比べ物にならないほどかわいくて、大好きな存在となりました。

今回紹介する絵本は、大好きな相手に贈るプレゼントを探す、かわいらしい2匹の絵本です。

おくりものはナンニモナイ

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おくりものはナンニモナイ:パトリック・マクドネル 谷川俊太郎

あすなろ書房

1200円+税

なんでももっているともだちをよろこばせるものってなんだろう:あらすじ

『おくりものはナンニモナイ』は、ねこのムーチが大好きな犬のアールの特別な日に渡すプレゼントを考える物語です。

アールはなんでももっていて、もっていないものはない。じゃあなにをプレゼントすればいいのかな……と考えた結果『ナンニモナイ』をプレゼントすればいいんだ!とひらめいたムーチ。

『ナンニモナイ』はなんだろうと探した結果、おおきなからっぽの箱をプレゼントしました。

ムーチからのプレゼント『ナンニモナイ』はふたりきりの時間であり、一緒にいられる幸せでした。

モノだけではない、大事な人との時間。

この絵本は子ども向けというよりは大人向けの絵本で、かろうじて5歳児によみきかせをした時に反応があったかなという絵本です。

本当に大切なものは何かを問いかけてくれる絵本で、ねこのムーチといぬのアールの細かな表情のやり取りがとてもかわいらしく、なやんでいるムーチの姿が愛らしいです。

1ページの文章は少ないですが、ページ数は多いこの絵本。

当たり前のようにそばにいる家族や友だちに贈る人も多いようで、白を基調にしたおしゃれな絵本だからこそ、大人への絵本に丁度いいのかもしれません。

この絵本を知ったきっかけは『涙が出る絵本』だった

この絵本を知るきっかけになったのが、職場で保育園を立ち上げる時に必要な絵本を探していた時、『子どもが涙する絵本シリーズ』みたいなセットの中に含まれていたからです。

わたしは結構そういう『涙します!!』みたいな謳い文句で売り出すのが嫌いで、どうせ『生と死』とか『親への感謝』みたいなのが描かれている絵本なんだろうなと勝手に思って手に取った絵本なのですが、まぁ期待を良い意味で裏切られましたよね。

立ち読みして結局すぐ購入しました(笑)

『ナンニモナイ』という幸せがそばにあるんだよと気づかせてくれる、読み終わると優しい気持ちになる絵本なので、ぜひ手に取ってみてください。