保育士が子育てしてみた

保育士ワーママさかすと2016年に生まれた娘どんちゃんの成長記録。目標は絵本1000冊。保育士目線での子育て情報や保育園の裏話を教えます。

【絵本0030】色がきれいな雨の絵本:あめかな!

大人にとっては憂鬱な気分にもなる雨。しかしどんちゃんは雨が大好きで、傘を持てる事(といっても自分で持つわけではないですが)がとても楽しいようで、喜んでいます。

職場の保育園の子どもたちも、『お散歩に行けないから』という理由で雨は嫌いですが、『長靴を履ける』『傘をさせる』という『いつもと違うから』という理由で雨が好きな子どもが多いです。

今回紹介する絵本は赤ちゃんでも楽しめる雨の絵本です。

あめかな!

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あめかな!:U.G.サトー

福音館書店

800円+税

絵具のコントラストがきれいな絵本

あめかな!は『絵具』で描かれた絵が特徴の絵本です。雨の絵本の中では一番好きな絵本で、どんちゃんも1歳ごろからずっと読んでいます。

あめかな!はとにかくイラストがきれいで、青を基調とした絵がページごとに描かれています。よくある線と水玉で描かれる『雨』ではなく、みずたまりにうつった空のようなものから、ぽつぽつと降り始めてコンクリートに雨が打ち付けられたようなもの、雨上がりの穏やかな空気といったものたちが表現されています。

人間が出てきたり、かえるが出てきたり、かたつむりやアジサイが咲いていて雨を表現するのではなく、技法で雨を表現した絵本で、まだ言葉を理解しない0歳児の赤ちゃんでも、食い入るように見つめているので、絵の力はすごいなぁと思います。

パパどんはこの絵本を最初に見た時に「俺でもも描ける絵」と表現していましたが、言っては悪いけど確かに自分でも書ける絵だな、とは感じました。

でも、絵のにじみ方やしぶきの出方、そしてなによりこのイラストをもって『雨』を表現するというのは、なかなか難しいと思います。

大人の中にはこれが絵本?と思われる人もいるかもしれませんが、子どもの反応を見た時にすごい!となる絵本です。

文章が短いので子どもでも覚えやすい

あめかな!は1ページの文章が短いので、どんちゃんはすぐに覚えて自分で読むようになりました。

「びしゃっぱしゃっ」「ふってきたねぇ」「ざあざあざあざあ」とかんたんな言葉で構成されているので、2歳くらいの自分で読む力がついてきた子にもいいですね。

保育園では1歳児クラスの本棚に入っていますが、2歳くらいになってくると、保育者が読んでくれた文章だけではなくて、自分の中で考えた『雨の様子』を言葉にしている子もおおくみられます。

カエルとか花といったものが描かれていないので、想像力を働かせるという面でも良い絵本だなと思います。

雨の日がちょっとだけ楽しみになる絵本

雨の日は子どもにとってはいつもと違うちょっと特別な日。

どんちゃんもこの絵本を読み始めて、1歳半ちょっと前くらいに、外で降っている雨をみて「あ!」と思い立ったようにこの絵本を持ってきました。あめかな!と外で降る雨が一緒だと気づいたみたいです。

それ以来雨の日はこの絵本と、とよたかずひこさんの「かさちゃんです」という絵本を持ってきて、延々と読みふけっています。

室内遊びが中心となってしまう雨の日でも楽しめるのが絵本の読み聞かせ。ぜひ雨の日に読んでみてください。