保活の第一歩でもある保育園見学。いつのタイミングで行くのか悩みますよね。
保育園の激戦区では見学をするタイミングを決めるのも一苦労。
早めがいいとはいえ、保育園側も見学ができる日や曜日を限定していることも多いです。
季節によっても活動の様子が違うから見るポイントも変わる!
保育園の見学をするにはどのタイミングがいいのか、時期によって見るポイントを今回は紹介したいと思います
保育園見学におススメの時期と見るポイント
見学におススメしたいシーズンは6月と9月!
行事もそこまで多くないのと、見学に来る人もまだ少ないので落ち着いてみることができるからです。
時期によっては『今見学に来てもあまり意味がないのに……』という時もあります。
保育園見学にベストなタイミングとみるポイントを時期別にしたので、参考にしてみてくださいね。
保育園見学は断られることが多い:4月~GW
4月は保育園にとっても最も忙しい季節。
年度初めでバタバタしており、子どもたちもまだ園生活に慣れていないので、このタイミングで電話をしても断られることがほとんど。なので見学は避けた方が良いです。
もし見学をさせてくれたとしても、子どもたちは泣いているし、保育士さんたちはバタバタしていて質問もあまりさせてくれないかもしれません。
この時期見学するなら見たいポイント
- 保育士の様子(忙しいのでバタバタする時期なので落ち着いて子どもと接しているか)
- 慣らし保育を行っている様子
保育園見学におススメな時期:5月後半~7月
大きな行事も少なく、天候も恵まれていることが多いのでおススメの季節。
まだそこまで暑くもないので子どもを連れて見学に行く時も連れて行きやすいかと思います。
6月は梅雨という事もあり雨の日が多くなって微妙なんじゃ?と思うかもしれません。
雨の日の見学だと行くまでが大変かもしれませんが、普段は戸外に出かけてしまってみることのできない子どもや保育士の様子を見ることができます。
雨の日の室内遊びでも子どもたちが楽しんで過ごしているかは非常に大切だと思います。
雨の時期の保育園見学はこちらで紹介しています
この時期見学するなら見たいポイント
- 雨の日も活動がマンネリになっていないか
- 子どもたちが保育園に慣れているか
- 保育士がしっかり子どもの様子を把握できているか
- 暑い日の戸外活動はどのように計画されているか(熱中症予防)
プール活動を見学したい:8月
お盆の時期を除けば見学を受け入れてくれる8月。8月に保育園の見学をするときにはプール活動を見学させてもらうことをおすすめします。
ニュースでもとりあげられたことがあるように、保育所の活動で事故が多いプール活動。
幼児になってくるとダイナミックな遊びも多くなります。
泳いでいる子どもに対して、保育者が何人そばについているのか、一緒にプールに入って楽しんでいるのか、確認してみると意外と「あれ?」と思う事も出てくるかもしれません。
この時期の見学するなら見たいポイント
- 保育士たちが事前に救命講習をうけているのか
- プールで監視員はつけているのか
- 子どもたちはプールでどういう遊びをしているのか
- まだオムツのとれていない子はどうやって参加しているか
- 保育士の人数がしっかり揃っているか
見学希望者が殺到する:9~10月
保育園の申し込みが始まる前の9月~10月は保育園見学の人数が多いです。
なので、落ち着いてみることができる9月中には済ませておきたいですね。
見学の人数を制限しているところはすぐに枠が埋まってしまう可能性もありますし、1度に何人もの人を対応することになるので、細かいところまでチェックしにくいことも。
子どもたちの活動も運動会前という事もあり幼児クラスは運動会の練習をしていることが多いです。
この時期に見学するなら見たいポイント
- 行事(この時期であれば運動会)に対して子どもが楽しんで練習しているか
- 保育士が行事成功のために指導がいきすぎていないか(怒ったりしていないか)
翌年度以降入園の見学に良い:11月
保育園の申し込みも終わり、見学希望も減っているので落ち着いてみることができる11月。ほとんどの園は行事も終わり一番落ち着いている頃です。
とくに乳児クラスは翌年に向けて身の回りの事を自分でやろうとする時期でもあります。
この時期に見学するなら見たいポイント
- 進級に向けて保育士が子どもにどう関わっているか
- 子どもに対しての声掛けの仕方はどうか
- 0歳児や1歳児は身の回りの事がどこまでできているか
- 2歳児はトイレトレーニングがどこまで進んでいるか
特に乳児は自分でできる事とできない事の差がでてくる頃。
保育士の対応も大事になってきます。保育士が怒っていたり、全部手伝っていたりしないか確認してみてください。
感染症が流行る:12~2月
見学は受け付けてくれるものの時期が時期なので感染症が園内で流行っていることがあるためおススメできない季節。
子どもを連れて見学に行くのであれば預けていくか避けておくのが無難です。
特に嘔吐下痢やインフルエンザなどは園内でどんなに対策をしていても蔓延してしまうことが多いです。
この時期に見学するなら見たいポイント
- 感染症対策はどのように行っているか
- 感染症対策を保育士が日常的に行っているか
- 寒くてもしっかり換気をしているか
- 暖房の設定温度が高すぎないか
年度末は忙しいので見学できない:3月
来年度から通う事が決まった保護者の方が見学に来ることが多い時期。それ以外はあまりおススメしません。
子どもはほぼ全員が次の学年の年齢になっているので、あまり活動は参考にならないかもしれません。
見るのであれば保育士の様子。
今のクラスの事と翌年度のクラスの事を同時進行で進めているので結構保育士の技量がでてくるところです。
- 保育士が笑顔で接しているか(一番忙しい時期なので疲弊している事が多いです)
- 子どもが次の学年に向けて活動を行っているか(次のクラスで生活しているか)
保活を行うタイミング
妊娠中、子どもが生まれてから……と保活のタイミングは復帰や予定日によっても変わってきます。
復帰はいつ?まずは自分の予定を立てる
まず考えたいのが復帰の時期。
1歳になる前に育休を早く切り上げて0歳入園から復帰するのか、育休を延長して1歳で保育園に預けようと思っているのか。
気を付けたいのは10月以降が予定日で、次の4月から復帰を考えている場合。
産休明け保育を行っていない園では、預かることができない可能性があります。
生後6か月以降や、1歳からしか受け付けていないという方針の保育園があるからです。
復帰する時期を考えておくと、保育園選びも変わってきますよ!
保育園見学の予約の方法はこちらの記事でも紹介しています。
復職時期を考えて見学の予定を立てる
認可保育園の4月入園の申し込みは10月後半。
10月以降が予定日のお母さんは、予定日だけ記入してまだ生まれていない時期の申し込みになります。
10月から申し込みが始まるのに10月以降に見学を入れると締め切りまでバタバタに。
妊娠中に見学を終えておいた方が良い場合もあるので、予定日と照らし合わせて保活スケジュールを立てていきましょう。
保育園見学のベストタイミングは6月と9月!翌年なら11月も視野に
保育園見学の時期によっては子どもたちの活動も変わってきます。
施設の見学だけではなく、近くの公園に出向いてみると保育園の子たちが遊ぶ様子を見ることができるので、公園に行ってみるのも良いと思います。
予定日や育休の時期を考えて、様々な園を巡ってみてくださいね。