保育士が子育てしてみた

保育士ワーママさかすと2016年に生まれた娘どんちゃんの成長記録。目標は絵本1000冊。保育士目線での子育て情報や保育園の裏話を教えます。

木製おもちゃのいいところと悪いところ:保育園で多く取り入れられている木製おもちゃの魅力

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子どものおもちゃは様々な種類があって、どんなものを選べばよいのか悩むもの。

同じ積み木でも木製のものやプラスチック製のもの、やわらかいスポンジ製のものと素材も様々。どれにしようか悩んだときに提案したい木製のおもちゃ。

筆者もどんちゃんの園見学や働いたり実習したりと十数園の保育園の現場に関わり、その中でも多く取り入れられているおもちゃを紹介します。

知育とは違う木育

木育(もくいく)という言葉をご存知ですか?

木育とは2004年に北海道で生まれ2006年に「森林・林業基本計画」という事業の中で各決定された言葉で、食に関する知識を深める「食育」知能を高め知識を豊かにするための「知育」のように、気が好きな人を育てるための「木育」という言葉が生まれました。

日本は世界屈指の木の加工技術を伝えてきた国であり、子どものころから木に触れたり何かを作ったりすることで木の文化を伝えていくことができます。木のおもちゃを使うことによって環境を守ることにもつながり、子どもたちに木の魅力を知ってもらうきっかけにもなります。

http:// mokuikulabo.info/

保育所でも研修でよく木育という言葉が出てきます。

木製おもちゃがすべて良いというわけではもちろんありませんが、良いところをたくさん持っているのも事実です。

木育イベントや施設も

木製おもちゃはプラスチック製などのおもちゃよりも割高なので手が出しにくいもの。

実際にどんちゃんも家で使っているおもちゃは数種類ありますが、半数近くは木製のおもちゃです。保育園で使ったことがあるからという安心感が私にあるという部分もあります。

木育の一環として全国各地で木育キャラバンというイベントが開催されています。関東だけではなく全国で行われているイベントなので足を運んでみても良いですね。

最近はショッピングモールの一角を木のおもちゃで展開している場所もあります、木のボールを使ったボールプールやカプラといった木のおもちゃを置いてあることが多いので、近くに足を運んだに行ってみるのも良いですね。

子どもの反応を間近で見ることができるのでどんなおもちゃを購入するか参考にすることができます。

木製おもちゃのメリット

 

壊れにくいので長持ち!

木のおもちゃはプラスチック製のものに比べて壊れにくく長持ちしやすい傾向にあります。

保育園でも木のおもちゃは積極的に取り入れていて、特におままごとはプラスチック製だとすぐに欠けてしまいますが木製は何年も使用することができています。

最近は消毒の観点から賛否両論ありますが、やはり愛用している保育園も多いもの。

中には10年前から毎日使っているというようなおもちゃもあるほど長持ちしています。塗装が剥げても塗りやすく、自分で修復しやすいので愛着を持って楽しむ事ができます。

自然素材で安心できる

プラスチックで作られたおもちゃよりも合成着色料や接着剤などを使っていない事が多いので、赤ちゃんが舐めたり噛んだりしても安心できます。

化学薬品を使っていないことが多く、適度な重さや大きさのものが多いので誤飲の心配が少ないところも木のおもちゃの魅力だと思います。

乳児の保育室ではよく転がっていますが、みんな楽しそうに遊んでいます。 

木製おもちゃのデメリット

値段が高い

プラスチック製品などと比べると木製のおもちゃは値段が高くなりがちです。

同じ積み木でも量や形は同じくらいなのに値段が3倍近くすることがあります。

積み木やおままごとといった数を必要とするおもちゃはお財布と相談して購入を検討することも必要ですね。

長く使いたいものは木製、使用する年齢が限られているなと思うものは安価なプラスチック製を選ぶのも良いかと思います。

重さがある分傷つけたりけがをしたりすることも

プラスチックなどに比べると木製のおもちゃは同じ大きさでも重さがあります。

重さがあるところが良い面でもあるのですが、おもちゃによっては角がするどく堅いので、あたったときにけがをしたり床や壁を傷つけたりしてしまいます。

物を投げる時期になると、お友達に投げてあたって怪我をするなんてことも多々。

プラスチックのおもちゃでも投げたりすればもちろん危険なので、おもちゃを与える時には大人が近くにいて様子を見守るのも大切です。 

保育園でも取り入れている木製おもちゃ

保育園で多く取り入れている木製おもちゃ。年齢別に紹介するので、誕生日プレゼントや出産祝いにもぜひ検討してみてくださいね♪

0歳児~1歳児

木製のガラガラや積み木といったものが保育室でも多く使われています。

型はめは集中して遊べるおもちゃの一つ。どんちゃんが大好きで、ひたすら熱中してます。

家にはプラスチック製と木製両方ともありますが、木製の方が重みがある分自分でおとしやすいようです。

今まで関わってきた保育所で必ず見るのがこのガラガラたち(笑)

2歳児~3歳児

模倣を楽しむようになり、友だちとのかかわりも増える時期。

おままごとを楽しむことが多いので、木製のおままごとを与えるのもおすすめです。

個人的に好きなのがウッディプッティのおまままごとシリーズ

www.woodypuddy.com

どんちゃんは1歳半~のはじめてセットを持っていますが、1歳の誕生日に与えて以来ずっと遊んでいます。そろそろ増やしてあげたい……。

こちらはフォークにもマグネットがついていて口まで運ぶのに落ちないのが優れもの。

野菜の断面まで細かく描かれているので本物そっくりなところが食育にもつながるので愛用している理由です。

3歳児~5歳児

手先が器用になってきて大人じゃ考えないようなものまで作るのが子どもたち。

家庭にあったらどうなんだろう?と思うけど、絶対に欠かせない木製おもちゃがカプラ。

www.kapla.co.jp

ナイアガラとかもすごいですが、ただ単に高く積み上げるだけでもすごい事になります。

保育園では必ずあるおもちゃで、本当に数があればあるだけ楽しいです。大人が夢中になります。私はいつもカプラで年長児と大人げない喧嘩をします(笑)

ドミノなんかも集中して楽しむことができるようになります。

ボール転がしも大人が夢中になるおもちゃ。この時期のおもちゃは大人も楽しめるので、大人がやりたいやつを買ってもいいんじゃないかと思うほどです。

木製おもちゃも選択肢のひとつにしてみては?

値段が高くてなかなか数をそろえにくい木製おもちゃですが、いいところもたくさんあります。

長く使える分、小さい時から小学生になるまでしっかり遊べるようなおもちゃを選ぶと、保護者からしても安心するのでは。

おもちゃで遊ぶのは子どもが中心ですが、大人も一緒に楽しむことができると、子どももより「楽しい!」と感じることができるので、大人が好きなおもちゃを取り入れるのも良し。選択肢のひとつとして参考にしてみてくださいね。