にじままなーさりー

2人の子どもを育てる保育士のさかすの子育て記録。保育園の事、絵本の事、おもちゃの事を発信します。

【保育園】保育園転園での慣らし保育!期間や必要性を保育士が答えます

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引っ越しだったり家庭の都合だったりで、どうしても転園しなければならない場合、気になるのが慣らし保育。

今まで保育園に通っていたのだから慣らし保育は必要ないのでは?と思う人も多いかと思います。

また、復職するわけではないので、会社にお休みももらいにくいですよね。

できれば慣らし保育は短くしたい!

保育園を転園した時も慣らし保育は必要なのか、一番多い疑問にお答えします。

 

 

保育園転園でも慣らし保育は必要?

慣らし保育は転園であれば必要ないかなと感じますが、保育園を転園した場合でも慣らし保育が必要なことが多いです。

保育園に通っていたからとはいえ、転園した先の保育園は先生も友だちも環境も違う。

大人が仕事の配属が急に変わって見知らぬ地に行くと緊張するように、子どもも徐々に慣らしていく必要があります。

慣らし保育を短くすることは可能!

初めての集団生活というわけではないので、慣らし保育のスケジュールを短縮してもらう事は可能です。

初日である4月1日(日曜日の場合は2日)は入園式のため保育するという事は難しいですが、早ければ1日か2日半日での慣らし保育を行って、通常保育にできる場合も。

特に3歳児以上の幼児クラスは、長くても3日程度で慣らし保育が終了し、通常保育に移行することがほとんどです。

乳児クラスはSIDS対策にも

乳幼児突然死症候群(SIDS)は入園してから1ヶ月以内に起こる事が多いとされています。

www.blog.crn.or.jp

SIDS対策のためにも、子どもがスムーズに保育園生活が送れるように、できれば慣らし保育は1週間程度行う事ができると良いですね。

ただ、他の保育園で集団生活は経験しているので、初日に2時間、2日目からは昼食、3日目からお昼寝まで……と短縮してもらう事は可能です。

慣らし保育を短くするためには

慣らし保育の期間は子どもによって変えることが可能なので、担任の先生や入園前の面談の時に相談しておくと安心です。

特に幼児クラス(3歳~5歳)の場合は、乳児クラスに比べて環境の変化に慣れやすい事もあり、初めから通常より短く設定していることも。

子どもの様子をみながら慣らし保育を進めていき、仕事が休めないことなども伝えておきましょう。

 

保育園の転園で気をつけておく事

全ての保育園でルールが同じというわけにいかないのが保育園。

紙おむつの保育園もあれば布おむつの保育園があるように方針や考え方が違います。

荷物が同じとは限らない

保育園によって保護者の作り物が多い園と少ない園とあります。

作り物が多い園は食事用のエプロンからお昼寝用のシーツカバーまで手作りするところもありますが、それとは真逆でてぶらで通う事もできる保育園も。

よく兄弟でちがう保育園に通っている保護者の方が、「○○の保育園ではやっていないから」という理由で作り物を断る人がいます。

保育園にはそれぞれ考え方があるので、「前の保育園ではやっていないから」ではなく、その保育園のやり方を大切にしてくださいね。

 

保育園の転園でも慣らし保育は大切

保護者にとっては保育園の転園で慣らし保育を行う事は、仕事を休む関係で避けたいものです。

転園であれば集団生活には慣れているので、普段より短い期間で慣らし保育を終わらせることは可能。

担任や保育園と相談して、子どもがストレスなく保育園生活を送れるようにしていきたいですね!

参考になればうれしいです。