保育園でブログを書いているという所も最近は多くなってきました。
保護者だけに公開しているときもあれば、だれでも見ることができるようになっている保育園も。
日中の活動の様子がわかるので、嬉しいサービスではあるものの、だれでも見ることができるブログに子どもの顔を出すのはちょっと……と思う保護者も多いのではないでしょうか。
私が働いていた保育園も、ブログを公開していましたが、その際は必ず保護者に写真の公開の有無を確認していました。
娘の保育園は保護者限定で公開しています!
もし不可と返答した場合保育の現場ではどうなるのか、実際に働いている側からお話ししたいと思います。
保育園のブログに写真を載せる?載せない?
保育園のブログがだれでも見られるようになっていると、自分の子どもの画像が悪用される可能性があります。
現在は保育園のブログが非公開になっている保育園が多いのですが、それでもまだ公開されている保育園も多いのが現状です。
写真を載せない保護者はどのくらい?
私が以前働いていた職場はだれでも見られるようになっていたので、保護者に必ず公開の有無を調べていました。
ブログに写真を載せたくないという保護者は1クラス20人程度の規模で2人くらいと意外に少なく、保育園全体でみても1割程度。
保育園名を検索しないとでてこないからか、そこまで気にしない保護者の方が多かったです。
写真を悪用されない対策はしている?
ブログの写真を悪用されないために、保育園で行っていたことは
- 写真を縮小して顔がわかりにくくなるようにした
- 右クリック禁止のブログサービスを利用していた
この2点でした。
写真を悪用されたくない、事情があって子どもを公開したくない場合は写真は載せない方が良いと思います。
写真を載せないことででてくるデメリット
写真を載せる、載せないは保護者の判断にはなりますが、もし写真を載せなかったことででてくるデメリットを紹介したいと思います。
販売される写真が減る
保育園で写真を撮りブログに載せている場合、その写真を後日販売する園があります。
実際ブログを公開していた職場でも、保育士が日常の写真を撮って毎月業者に頼んで販売していました。
写真を載せないという選択肢をしてでてくるデメリットは、この写真販売の際に自分の子の写真が少なくなる可能性があるという事です。
保育士も写真販売用に写真を撮るという考えではなく、日常の様子を教えてあげたいという思いで写真を撮っています。
しかし、その写真を使ってブログを書かなければいけないとなると、どうしても写真掲載不可の子はファインダーから外してしまいがちです。
もちろん写真掲載不可の子も、写真販売ではOKという保護者が多いので、他の子との枚数の兼ね合いをはかるためにその子も入った写真を撮るのですが、ピン写真が多くなる事があります。
他の保護者にすぐばれる
デメリットになるかはわかりませんが、ブログの写真掲載をNGにした場合、他の保護者には大抵1ヶ月でバレます。
集合写真を撮っても絶対にいないし、いつも仲良く遊んでいるはずなのに隣にいない……と保護者は割とすぐ気づかれます。
掲載不可の子をモザイク処理する対応をしているところもあるのでどういった対応をとっているか確認しておくのも良いですね。
バレたところで困ることはないのですが、他の保護者に掲載不可にしていることをバレたくないと考えている場合は、難しいかなと思った方が無難です。
顔を載せるか載せないかは実際のブログを見て確認してから
全体に公開されているブログでも、写真を悪用されないように対策をとっている保育園もあります。
個人のアップ写真は載せず、遠目からとった全体の写真のみ載せたり、後姿だけだったり。
やり方は保育園によって様々なので、まずは実際にどのように公開されているのか、ブログをチェックしておくと良いですね。
今回はデメリットを挙げましたが、掲載不可にしてはいけないよと言っているわけではありません。
子どもの事を考えて、最善の選択を保護者ができると良いなと思っています。