保育園見学が多くなる季節。ですが、保育園の見学は日にちが決められていたり時間が合わなかったりすることもあります。
保育園の様子を知るには見学だけなく戸外活動を見るというのも一つの手。
保育園の近場の公園で様子をみるのもいいかもしれません。
公園で見学できる保育園の様子
保育園の日中の活動は近場の公園に散歩に行ったり、園庭で遊んだり、製作活動をする……という事がほとんど。天気が良ければ大抵公園に足を延ばします。
あまり見られたくはないものですが、公園内での保育士の仕草や態度はほとんど素。
見学に行くよりも、保育士の人柄を見るのであれば公園での活動を見るのがおすすめです。
公園にお散歩に行く時間帯は?
保育園の主活動でお散歩に行く時間帯は9時半~11時半程度。
10時半を超えると2歳児以上の子ぐらいしか残らなくなるので、0、1歳といった低年齢の様子を見たいのであれば、早めの時間に行くことをおすすめします。
保育士の様子はどう?気になるポイント
公園で遊ぶ保育士はどのような対応をとっているのか、自分が完ぺきにできているとも思えませんが、ポイントを押さえて行きたいと思います。
子どもに対する言葉づかい
若い保育士で多いのが言葉づかい。そこまで気にしないわーという保護者の方であればいいですが、若者言葉を使う先生も正直多いです。
「超○○」「めっちゃ」「やばい」といった言葉は、保育園内では使わないようにしましょうと言われていることが多いですが、やはり素の状態だと出てしまう事も。
1、2回程度なら許容範囲だとしても、何回も連呼していたり子どもを呼び捨てにしていたり、ひたすら怒鳴っていたり……保育士が子どもにどのような声掛けをしているのかぜひ注目してみてください。
子どもを見ているの?話してばかりではないか
幼児クラスで多いのが保育士同士はおしゃべりに花が咲いていて子どもを全く見ていない事。
実際に公園で出会った他の保育園の保育士がずっとしゃべっていて、怪我に気づかなかったり危険な行動を止めなかったり……とひやひやするような現場に遭遇することもあります。
女はおしゃべりといわれるくらい、話すことが好きなもの。ですが勤務中に子どもを見ないでおしゃべりをしているようでは困ります。
しっかり子どもを見ているのか、話してばかりではないのか確認してみてください。
意外と少ない子どもとしっかり遊ぶ先生
散歩に連れてきて、子どもは野放し、保育士は監視しているだけ。という保育園もあります。
もちろん危険の無いように1名は全体を把握するという作業に徹している事もあるのですが、何人もの先生がただ子どもをみているだけ……という状況は疑問を感じます。
1人は全体把握で見ていたとしても、他の先生が子どもと一緒に遊びに入っているのか、楽しそうに笑っているのか表情を見てみてくださいね。
保育士だけじゃない、気になる子どもの様子
保育士に目が行きがちですが、子どもの遊びの様子でも保育園の雰囲気が見て取れます。
木の枝を振り回す・雑木林で遊ぶ
木の枝を振り回したり雑木林で遊ぶということに抵抗を感じる保護者の方もいるかもしれません。
公園で遊ぶといったら遊具で遊んだり広場でおいかけっこや縄跳び……というイメージですが保育園の活動では雑木林に入り込んで木の枝で戦いごっこをしたり、虫探しをしたりなんていうのが普通です。
ですが、木の枝を振り回しすぎて怪我につながるような行動をとっているか、雑木林で遊ぶ前に保育士が安全を確認しているのか。また、子どもたちは探索活動を楽しんでいるのか。
虫探しも良い事ですが害虫がいるのも事実。遊び方が雑ではないか見てみましょう。
一塊になって遊んでいないか
保育士が目の届く範囲で遊んでもらいたいあまりに、「あっちにはいきません」「こっちではあそびません」「ここだけで遊びます」となっていることも多いです。
同じ色の帽子が一塊になって遊んでいる場合、伸び伸びと遊ばせるのではなくある程度制止して遊ばせている証拠。
気にならないのであればいいですが、せっかく広場で遊んでいるのにこじんまりとしているようであればちょっと気にしてみてもいいかもしれません。
保育園内の見学よりも保育士の素をみれる
保育園に見学に来られると、どうしてもその場をうまくしのごうと取り繕ってしまうのも事実。
それに比べると戸外での活動は保育士の素の表情を知ることができる機会でもあります。
保育園を見学した時は感じの良かった先生だったのに!という事にならないためにも、子どもと一緒に公園で様子を見るのもいいのかなと思います。