にじままなーさりー

2人の子どもを育てる保育士のさかすの子育て記録。保育園の事、絵本の事、おもちゃの事を発信します。

お昼寝からすぐ起きてしまう子に私がしていた5つの事。

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私の娘、どんちゃんはとにかく昼間は起きていて昼寝を全くしない子どもでした。

夜は比較的まとめて寝てくれてはいたものの、SIDSとかが怖くて少しの物音で起きてしまうのが母親の性。

残念ながら育児に協力的ではあるものの夜中は全く起きてくれない旦那は夜中に使い物にならず結果として毎日睡眠不足でした。

せめて昼寝をまとめて取ってくれれば自分も一緒に寝られるのに……と心機一転。すぐに起きてしまう子どもに頑張ってもらおうと対策したところ3時間まとめて寝てくれるようになりました。

お昼寝をしなくて悩んでいるお母さんたちに少しでも参考になればと思い私がしていた5つの事を紹介します。

 

お昼寝ですぐに起きてしまう子どもへの対処法

そもそも、子どもはなぜお昼寝からすぐに起きてしまうのでしょうか。

どんちゃんはきっかり30分に起きるタイマーを内蔵していたので30分で必ず起きました。来客があろうとなんだろうと30分……。

30分だと全く家事もできないし一緒にお昼寝もできないしとても困ったことを覚えています。

 

ノンレム睡眠とレム睡眠の法則

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以前書いた記事にも載せていますが、赤ちゃんはノンレム睡眠とレム睡眠を大人よりも短い間隔で繰り返していて、眠りの浅いレム睡眠の時に違和感があると起きてしまうそうです。

ノンレム睡眠とレム睡眠の間隔がどんちゃんの場合30分だったんですね。

浅いレム睡眠の時の違和感とは、寝た時と体勢が違うという事。

「おっぱいを飲んでいたはずなのにない!」「抱っこでゆらゆらされていたはずなのにかたいベッドの上だ!!!」というように寝た時との体制が違うという違和感で起きてしまうようです。

実際にどんちゃんは夜は比較的長く寝る子だったのですが、夜の寝かしつけは授乳後ただ放置。一方お昼寝の時は抱っこでゆらゆらでした。

お昼寝をすぐ起きてしまう子への対処法5つ

お昼寝30分で起きてしまうどんちゃんに始めた対処法は5つ。

実際に私が保育の現場でしていたことを中心に行いました。

どんちゃんはそもそも生後7か月の4月の時点で保育園に入園することを決めていたのでせっかくできたリズムを崩さないように『保育園に行ってもスムーズに寝られるようにする』をテーマに行っています。

1.ねかしつけを統一する

どんちゃんは夜寝るときは放置、お昼寝の時は抱っこでゆらゆらでした。

寝かしつけが違うとそれだけで混乱してしまうので、寝かしつけを統一することにしました。

どんちゃんの場合寝かしつけは

  1. 昼寝も放置
  2. ぐずっても抱っこをしない

の2点を守り、できるだけ自分で睡眠に入れるようにしました。

2.部屋は薄暗い状態。暗くしすぎない

保育園でのお昼寝はSIDS対策のため顔が見える程度の明るさを保っています。

どんちゃんは緩くジーナ式を取り入れていたのですが、ジーナ式は真っ暗な状態で寝ることをおすすめしていました。

ですが真っ暗な状態でしか寝られないとなると、保育園に行った時にお昼寝で寝られず「またリズムが変わってしまう」という可能性があったので真っ暗にはせず薄暗い状態を保ちました。

もちろん日中遊んでいるときとの変化はつけたいので、それまでつけていた電気やカーテンは閉めて薄暗い状況を作っています。

 

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3.生活音を消さない

子どもがいるとついやってしまうのが抜き足差し足忍び足で生活するスタイル。

それでも生活音なしに生活することはできません。途中で急な来訪が来てインターホンの音で目覚めてしまっても困ります。

なので、できるだけ生活音を消さないようにテレビの音量を上げたりご飯を作ったりしていました。

一緒に寝てしまう時はもちろんテレビの音量を上げたまま(笑)旦那が仕事だったので日中は一人。話し相手はテレビだけ……なんていう日々が続いていました……。

4.生活リズムをつける

保育園に通う事にしていたので、できるだけ保育園のリズムで過ごせるようにしていました。

  • 起きていようが寝ていようが7時にカーテンを開けて起こす
  • 10時くらいから外にでる
  • ご飯の時間は11時
  • お昼寝は12時~15時、起きてしまっても14時まで暗くしておく
  • 18時に夕食、その後お風呂
  • 20時就寝

多少前後する事はあったものの、概ねこの通りでした。

10時に外へ出るのは本当に毎日続けていて、いろんなところに散歩に行ったり買い物したりして気分転換にもなりました。

ベビーカーを使うと寝てしまいそうだったので、基本は抱っこひも。

おかげでとても痩せました(笑)

5.無理しない焦らない怒らない

簡単なようで難しいのが自分が無理をしない事。

私は子どもが生まれてから『子どもに合わせて大人が動く』のではなく『子どもが大人に合わせる』というスタンスで育てています。

なんでもかんでも子どもにあわせるのではなく、「この時間にご飯にするからもう少し待っていて」と話しかけていました。

自分がストレスためると子どもにイライラしてしまうので、だったら子どもが私にあわせてもらえるように促す。

そんな気持ちで子育てをしていると、たとえお昼寝が30分で起きてしまっても「私は眠いから14時まで寝かせてね、それまで一緒に遊べないけど」なんて言ってごろごろしていた事もあります。

そりゃ目を離すのはできないけれど、サークルやバウンサーなどある程度安全な環境であれば、自分はよく時間までごろごろしていました。

保育園ではみんな寝てる、気長に頑張った結果

保育園では4月にどんなに泣きわめいて一睡もできない子たちも、1ヶ月も経てばほとんどの子が眠れるようになっています。

そのことをわかっていたから、どんちゃんだってできるだろうと少しでも長く寝られるように5つの事を試していました。

結果として3週間後にはどんちゃんはお昼寝したいときに勝手に寝て、3時間は平気で寝るようになり自分も楽になったのを今でも覚えています。

お昼寝が短くて悩んでいるみなさんの役に少しでもたてたらうれしいです。