日中の子育ての中でも、苦手な子は時間がかかって大変な仕上げ磨き。
歯ブラシが嫌いな子は歯ブラシを見るだけでも逃げ回るし、捕まえたと思っても反り返って逃げまどう……。
上の娘も仕上げ磨きが苦手でよく逃げられていました。
歯磨き嫌いの子どもでも、保育園では磨かせてくれる事も。保育園でやっている方法をとりいれたら娘も少しずつ膝の上に寝転んでくれるようになりました!
習慣になればこっちのもの!
保育園で取り入れている仕上げ磨きの方法を今回は紹介したいと思います♪
歯磨き嫌いの子に!保育園でやっている仕上げ磨きの仕方
保育園でも仕上げ磨きが苦手な子は多くて、苦手な子は仕上げ磨きをしないでこっそりいなくなる時も(笑)
職場で取り入れていた仕上げ磨きのやり方を紹介したいと思います!
歯みがきの歌を流す!
仕上げ磨きのが嫌いな子に、「いつ終わるかわからないから嫌だ」と思う子が一定数いるようです。
大人に仕上げ磨きをされているときに拘束されて自由がとれないというのが嫌。
保育園では時間の目安になるように数を数えたり、『歯磨きの歌』を歌ったりしていました。
歯を磨きましょう♪で始まる曲で、1曲歌い終わったらおしまいね、と声掛けをしたり、自分の好きな曲をリクエストしたり。
「おかあさんといっしょ」で流れている歯ブラシじょうずかな?を最初から最後まで真似たこともあります(笑)
『歯磨きの歌の間は仕上げ磨きの時間』と認識するようになるとスムーズにいくようになりました。
ごっこ遊びで楽しく!歯医者さんごっこ
2歳児クラスでよく行っていたのが歯医者さんごっこ。保育士が看護師さん(歯科衛生士さん)になりきって「次は○○さーん!」と仕上げ磨きに呼んでいました。
看護師さんは帽子(画用紙製)を被って待っているので、いつもと違う様子に興味津々で来てくれる子も。
歯磨きをしたくなくて逃げ回っていた子も名前を呼ばれるのをいまかいまかとまっている姿がかわいかったです。
家庭でも簡単にできるので、看護師さんになりきってやってみるのも一つの手です。
仕上げ磨きの歯ブラシを使う
仕上げ磨きだけ違う歯ブラシを使うというのも一つの手。
娘が歯医者さんに行くようになってからは、仕上げ磨きにワンタフトと呼ばれる、ブラシが小さいものを使う用にしました。
違う歯ブラシを持っている!というのは新鮮味があるようで、娘も「小さい歯ブラシだったら歯磨きする」といって寝転がってくれたことも。
ワンタフトは1本1本丁寧に磨けるのと、大人も歯と歯の間がしっかり磨けるので、個人的にも気に入ってます(笑)
磨き終わったらご褒美シール
やはり効果抜群だったのはご褒美シール。娘も仕上げ磨きが終わったらシールを貼るという一連の動作を作ることで自ら歯磨きをするようにもなりました。
ご褒美シールは目に見えるものなので、どんどん集まるのが楽しいようです。
歯ブラシが苦手な子に歯磨き粉という手も
これは実際に保育園の看護師から教えてもらったのですが、仕上げ磨きの際に子ども用歯磨き粉を使うという技。
子ども用の歯磨き粉は味があるので、それにつられて仕上げ磨きをさせてくれるようになる子もいるとか。
ただこの方法をとるときはあくまでも仕上げ磨きの時だけという約束をし、膝の上に寝転がってから歯磨き粉をつけてあげるというのが良いようです。
子どもが歯磨きを楽しめるように!
仕上げ磨きが嫌いな子は何か理由があるもの。時間がわからなかったり力加減が強すぎて痛かったり……。
子どもが仕上げ磨きを嫌がると、親もどうしてもイライラしてしまうもの。
工夫は様々なので、もし実践できるものがあればやってみてくださいね!
仕上げ磨きに悩むみなさんのお役にたてれば嬉しいです。