にじままなーさりー

2人の子どもを育てる保育士のさかすの子育て記録。保育園の事、絵本の事、おもちゃの事を発信します。

母乳育児から完ミに移行したいときに考えるメリット・デメリット

f:id:dondon0907:20200405144118j:image

2人の子どもを育てるワーママさかすです。

度重なる乳腺炎などなどのおっぱいトラブルから現在母乳育児から完ミ育児へと切り替えました!

完ミ育児に切り替える上でまず考えたのが両方のメリットとデメリット。

母乳トラブルで完ミに切り替えることを検討している人であれば、ホントに完ミにした方がいいのか悩むと思います。

私も完ミにするか、母乳育児を続けるか本気で悩みました

毎日悩んだ結果、完ミに切り替えたのですが、

メリットがデメリットよりも多いのであれば、移行するのは全然ありだと思います!

今回は完ミ育児によるメリット・デメリットをあげてみました♪

 

完ミ育児のメリット!

完ミ育児に切り替えるにあたって、完ミ育児にすることによるメリットをまずは上げてみたいと思います♪

おっぱいトラブルがなくなる!

完ミ育児のメリットを一番に挙げるなら、おっぱいトラブルがなくなるという事。

乳首が切れてしまう事もあれば、乳腺炎や乳口炎など、トラブルの内容も様々です。

乳腺炎はとにかくつらくて、おっぱいが腫れて痛い。熱が出る。悪寒がする……とインフルエンザのような症状も現れます。

わたしはこれが1ヶ月に何回も起こったので、完ミ育児に切り替える決意をしました。

繰り返しトラブルがあると、育児よりもおっぱいの事で頭がいっぱいになってしまうので本末転倒だと思ったんですよね。

 

www.dondon-kosodate.net

 

母乳外来に通う必要がなくなる!

乳腺炎で詰まるたびに母乳外来に行くので、金銭的にも負担がかかります。

また、私はつまりを改善するためにハーブティも飲んでいたので、それを継続購入するための費用もかかりました。

母乳外来に通う時は赤ちゃんも連れて行かなければならないし、予約時間も決められている事もあり、予定をたてづらいという事も多かったです。

14時に予約したら12時以降はおっぱいをあげないできてほしいと言われたときは、必死になだめたことも。

母乳外来に通うという負担も地味に辛かったので、なくなるのはかなりありがたかったです。助産師さんに会わなくなるのはちょっとさびしかったですが(笑)

授乳量がわかる

母乳育児の場合は赤ちゃんがどのくらい飲んだのか目に見えないので、授乳前後に体重を測る必要があります。

赤ちゃんの体重の増えが悪い場合は不安になりますし、これしか飲んでいない……というストレスにもつながる事が。

私は完ミに切り替えたときに、初めて息子の授乳量を知ったのですが、全然飲むことができていなくて驚きました。

そりゃこれだけしか飲まないならおっぱい詰まるわ!と逆に納得したくらいです(笑)

母親が飲み物、食べ物、薬で悩まない!

母乳育児をしているときには、おっぱいが詰まらないようにと和食をすすめられます。

他にもお水は2リットル飲んだほうが良いとか、カフェインは母乳に移行するからやめてくださいなどなど……妊娠中もあれこれ制限されたのに、母乳育児でも更に食べ物を制限される始末。

ミルクであれば、そういった悩みもなくなるので、薬を飲みたいなんていう時も気兼ねなく飲むことができます。

私は偏頭痛もちなので、カロナールではなくロキソニンを飲むことができるのはありがたかったですね。

あとお酒(笑)私は飲まないんですが、友だちは飲みたくて完ミにする!って子もいましたよ。

ミルクは誰でも授乳できるので人に預けやすい

母乳は母親しかあげることができませんが、ミルクは誰にでも代わってもらえます。

上の子が大きければお姉ちゃんおにいちゃんが手伝ってくれたり、旦那さんや両親に預けて自分は外出できるなんていうメリットも。

特に夜間の授乳は旦那に代わってもらう事ができるのはかなり大きいと思います。

我が家は上の娘がミルクをあげたがるので、お手伝いとしてお願いしています。コミュニケーションをとる事もできるのでおすすめです♪

また母乳育児と違って、ミルクであれば人に預けやすく、保育園を考えているのであればスムーズになれることができるのもメリットです。

外出先でも場所を選ばず授乳ができる

母乳育児の場合は、外出した時に授乳室を探したり授乳ケープを持参する必要があります。

もちろんミルクと違って持ち物がケープだけというメリットはありますが、場所を選ばないといけないとなると、上の子がいる場合大変だなぁという事がよくありました。

ミルクは外出先のフードコートだったり車の中といった場所でもすぐに作って授乳することができるので、上の子がいる場合は場所を変えなくて済むというメリットがあります。

もちろんミルクの場合もある程度の配慮は必要ですが、母乳よりは融通が効きやすいかと思います。

最近は液体ミルクも販売されるようになったので、ミルクを外出先で購入することができるのも大きなメリットになったなぁと思います。

好きな服が着られる

母乳育児の場合はやはり授乳がしやすい服を選ぶ必要があります。前開きのシャツだったり、授乳服だったりという感じですね。

好きなデザインが限られてしまったり、授乳服は割高だったりするので、好きな服を選べるというのはかなりメリットだなと思います。

今まで持っていた服も着ることができるので、新たに買い足すという事も必要ないのは良いですよね。

夜よく眠る

母乳の場合は腹持ちが良くないので、頻回授乳……と言われていますが、このあたりは赤ちゃんによる個性も大きいかと思います。

息子はミルクだろうと母乳だろうとどっちにしろ寝る時間は変わりませんでした(笑)

ただ、夜中の授乳を旦那に任せることができるので、私は良く寝ることができるというメリットになりました!これは本当に大きかったです。

赤ちゃんによってはミルクだと腹持ちが良くて長く寝るようになる子もいるので、試してみるのもいいですね。

完ミのデメリット

完ミ育児に切り替える場合に勿論デメリットも出てきます。

母乳ですでに育てているのであれば、より実感することも多いので、切り替える前に考えてみてくださいね!

ミルク代がかかる

母乳の場合はお金としては0円ですが、ミルクの場合月に5000円~15000円程度かかってきます。

離乳食が始まると少し減ってきますが、生後半年くらいだとまだまだミルクオンリーだったりするので、結構値段がかかりますね。

母乳育児から完ミに移行すると考えたときには、母乳外来に通う金額とミルク代を計算してどちらが安いかという考え方をするのもいいかもしれません。

 

ミルクをあげるために準備が必要

母乳はおっぱいを出せば終わりですがミルクは準備する必要があります。

また、飲ませ終わったら哺乳瓶を洗って消毒する必要があるので、母乳育児を経験してからだと余計面倒に感じます。

新生児期をすぎれば消毒はその都度する必要が無かったり、ミルクもお湯と湯冷ましを利用すれば短時間で作れたりするので、工夫すればある程度楽することはできますよ。

ウォーターサーバーを利用するという手もありますね♪

泣いたらおっぱいを与えるができない

赤ちゃんがぐずった時や夜泣きなんかではおっぱいを上げて泣き止ませるという手段が母乳育児だとできますが、ミルクだとそれができなくなります。

おしゃぶりを活用したり、抱っこをしたり……と泣き止ます手段はたくさんありますが、おっぱいをだせばよかった母乳育児の頃を考えると大変だなと思うかもしれません。

1歳過ぎであれば、なんで泣いているのかが理解できるようになってくるかと思うので、1歳になってからとか、夜泣きが治まったらといったタイミングで切り替えるのもアリです。

外出の際荷物が増える

母乳育児は外出の時にケープがあればどうにかなりますが、ミルク育児の場合は粉ミルク、哺乳瓶、お湯、湯冷まし……と準備するものが多くあります。

外出先にお湯が提供される場合や、最近は液体ミルクを販売するコンビニなんかも増えてきたので、以前に比べると荷物は減らせるようになりましたが、母乳育児と比べてしまうとやはり荷物は多いです。

あと地味に面倒なのが実家への帰省。

ミルクを飲む回数も、ちょっとしたおでかけより格段に増えるので、持ち物が一気に増えます。

年に数回帰省することがあるのであれば、哺乳瓶一式を置いておくという手もありますね。

免疫がつきにくく風邪をひきやすい

産後2~3日くらいまでに出る黄色の「初乳」と呼ばれる母乳の中には、赤ちゃんにとって大切な免疫が多く含まれていると言われています。

また、母乳の方が免疫が移行して風邪をひかないという人もいます。

ただ、私は保育園で働いていて生後3か月から保育園に通っていた子をみていましたが、ミルクだろうと母乳だろうと風邪をひく子はひくし、ひかない子はひかないです。

特にミルク育児だからという理由で病気になる事は無いので、周りの人からの意見は無視していいんじゃないかなと思います。

母乳を最後まで上げることができなかったという葛藤

母乳育児を続けてから完ミ育児に切り替える場合「母乳で育てられなかった」という葛藤が生まれることもあります。

日本は母乳の方が良い、母乳が出るなら母乳で育児を続けなさいという人が多いので、余計母乳をあげられなかったという気持ちが出てくるかと思います。

自分が最後まで考えて、母乳で育てるより完ミで育てた方がメリットが多い。という事を結論付けてから移行したほうが、葛藤は少なくなるかと思います。

母乳から完ミに移行するのであれば、ストレスが無い方を選ぶ

完ミのメリットとデメリットをご紹介しました。

母乳育児を続けるという事と、ミルク育児に切り替えるという事を考えたときに、どっちが自分にとってストレスが無いのかを選ぶというのが大事だと思います。

私はとにかく乳腺炎が頻繁で、このままじゃ育児を楽しむことができないと感じ母乳育児から完ミに切り替えました。生後2ヶ月の時です。

もうちょっと頑張ってもいいんじゃない?と言われたりしましたが、切り替えたら旦那に夜中の授乳を変わってもらえるし、自由に外出できるし。一番は乳腺炎におびえなくていいので本当にストレスが無くなりました!

また、夜寝る前や朝だけ母乳という手もあるので、そういった以降の仕方をしても良いと思います。

母乳育児も完ミ育児もそれぞれ良いところがあります。自分に合った方を選んで、育児を楽しくしたいですね♪