おばけの絵本は怖いものから楽しいものまでたくさん。
妖怪に関しては様々な設定があるのでそれを調べるだけでも楽しいです。
ちょっと怖いけど面白いそんな魅力が詰まっているおばけの絵本。
ただ怖がらせるだけではなく、しつけとしてもおばけに活躍してもらえる事もあります。
おばけを怖がるようになるのも成長の証!
今回はおばけが出てくる絵本を紹介したいと思います!絵本選びの参考にしてみてくださいね♪
保育士が選んだおばけが出てくる絵本[赤ちゃんむけ]
ねないこだれだ
おばけといえばせなけいこさんとなるくらいおばけ絵本の定番な「ねないこだれだ」
ねないこだれだはせなけいこさんのインタビューを見てすごい驚いた絵本でもあります。
大人になってから読んだねないこだれだは、寝ない子のために怖がらせる絵本という印象があったのすが、子どもの時に読んでもらって「怖い」という印象はなかった。
それがせなけいこさんの「子どもを脅すおばけなら、子どもが好きになるはずがない」というインタビューに納得。
それ以来保育園でも読み聞かせるときに声のトーンとか気を付けるようになりました。
もしよければ読んでみてくださいね
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ばけばけばけばけばけたくん
全然怖くないかわいいおばけのお話。
食べたものに変身できるので、ばけたくんがどんな姿になるのか想像しながら読むのも楽しいです。
集合体が苦手な人はちょっとウってなるかも…!
おばけなんてないさ
有名な童謡「おばけなんてないさ」の歌絵本。
娘ははまり過ぎて一時期持ち歩いてしまうくらいお気に入りでした。
イラストもせなけいこさんの定番のおばけたちです。
歌絵本は読み聞かせしやすいのも嬉しい!
ねずみくんとおばけ
ねずみくんシリーズのおばけ絵本。小さいときはだれが隠れているかあてっこしたり。
大きくなると絵本本来の意味が分かってちょっと怖い!って気づくかもしれません(笑)
おばけのやだもん
イヤイヤ期真っ只中のおばけといっても過言ではないやだもん(笑)
怖いというより面白い、イヤイヤ期のこどもに読み聞かせるより、大人があーイヤイヤ期面白いと肩の力が抜けるような絵本です。
こわくない こわくない
反対言葉がブームの男の子。おばけを見ても「こわくない!」と言っているけど本当は?
職場で反対言葉がはやった時に読んでた絵本。
イヤイヤ期の子にも丁度いいです。
ノンタンおばけむらめいろ
絵本として物語を楽しむよりは、迷路として楽しめる絵本。
おばけも怖くないので赤ちゃんでも楽しむことができます。
うさこちゃんおばけになる
ブランケットをかぶっておばけに変身したうさこちゃん。
いたずらっ子なうさこちゃんがかわいい、怖くない絵本です。
表紙のうさこちゃんがムー◎ンに見えるのは私だけ?
おばきゃー!
「おばけどこどこ?」「ここだよ!」のやり取りが楽しい絵本。
形が変わったり大きくなったり、おばけの変化も面白く、何度読んでも大喜びしてくれるので読んでて楽しい絵本です。
シンプルなのにクセになる!
保育士が選んだおばけが出てくる絵本[幼児向け]
おばけパーティ
おばけが食べた物の色になったり、自分はすり抜けられるけど持っているものはすり抜けられず困ったり……
シリーズ化しているおばけの絵本ですが、とにかくおばけのしぐさがかわいくてついつい集めたくなっちゃいます。
ばけものつかい
落語絵本のばけものつかい。とあるお屋敷に引っ越してきたご隠居さんが、脅かしに来たおばけをこき使うのが面白い絵本です。
いつどこで聞いたか覚えていないけど、寿限無のように気づいたら知っていた!という印象が大きいばけものづかい。
落語が原案なので、言葉遊びも面白いです。
おばけかぞくのいちにち
おばけは昼と夜が逆転していて、おばけの子たちも夜起きたら保育園にいく……。
子どもおばけの寝相悪かったり、おとうさんおばけがビール飲んでたり、細かい部分まで面白おかしく描かれているので見ていて楽しい絵本です。
昔通っていた歯医者さんにあって、気に入って毎回読んでいました!笑
こんたのおつかい
表紙から想像もつかない見開きいっぱいの鬼やおばけたちのイラストが迫力満点の絵本。
きつねのこんたがおつかいの途中、ママから行くのを止められた道に行ってしまうのですが、子どもの頃よんだ時は「ダメダメー!!!」だったのに、親になって読んでみると「あーわかるー」って笑っちゃいました。
ドキドキハラハラできるので、子どもからの人気も高いです。
親になってから見る視点が変わったのも驚き!
ぴーかーぶー!
イラストが幻想的な新井洋行さんの絵本。
怖がらせるのが大好きなおばけたちが、全然怖がらない男の子を怖がらせるお話です。
男の子の正体には驚きました!
おばけでんしゃ
がたたんがたたんと妖怪駅を出発して、ぬらりひょんやろくろっくびといった妖怪たちが乗車していく電車の絵本。
たまにそれおばけなの?妖怪なの?って突っ込みたくなるイラストもあって、文字数は少ないですが隅から隅まで読みたくなる絵本です。
大人でもちょっと怖いと思ったイラストも!
おばけやしきにおひっこし
お化け屋敷に引っ越してきた女の子とネコ。
女の子のおばけの扱い方が斬新で、めちゃくちゃかっこいい!と惚れてしまいそうになる絵本です。
カラーリング的にハロウィンにもおすすめ!
かえるのうらめしやさん
カエルの営んでいる食堂がお盆になると「うらめしやさん」に大変身。
ご先祖さまがずーっと見守ってくれている、温かい気持ちになる一冊です。
お盆の風習も一緒に学べる絵本!
妖怪横丁
お使いを頼まれた男の子が迷い込んだ妖怪横丁。
お店の看板などにちょこちょこだじゃれを盛り込んでいて、気づいた大人が思わずクスっとなるような絵本です。
定番の妖怪も多いので、興味を持った頃にもおすすめです。
おじいちゃんがおばけになったわけ
亡くなったおじいちゃんが土に還ったわけでも、天使になったわけでもなく、急に目の前に現れて。
おじいちゃんとの思い出を振り返るシーンは感動的で涙なしには読めませんでした。
身近な人の死を受け入れることを丁寧に教えてくれます
おばけの絵本はしつけに使える?
おばけや鬼、妖怪といった怖いものを使って「早く寝ないとおばけが来るよ」「悪い子には鬼が来ちゃうよ」と脅してしまいがち。
ですが、脅してその場は効果があったとしても、脅して従わせる子育ては子どもに恐怖を与えるだけになる場合も多いです。
おばけ絵本をしつけとしてつかうのであれば、脅す方法ではない違うやり方で取り入れたいものです。
「ねないこだれだ」の場合、「寝ない子はおばけに連れてかれちゃったけど、○○ちゃんはどうかな?連れてかれると悲しいなぁ。だから早く寝ようね」と言ってみたり。
ちょっとした工夫で、おばけ=怖いという脅しだけではなく、肯定的な声掛けに変えられます。
私もついつい「鬼くるよ」で済ましてしまう事があるのですが、余裕のある時はしっかりとどうしてダメなのか、しっかり伝えて怖いものに頼らず育児したいなぁと思っています。
おばけの絵本で楽しい夏を過ごそう!
おばけの絵本を紹介しました!
笑わせてくれるような面白い内容だったり、よーく読むと怖かったり。奥深いおばけの世界。
子どもと一緒に楽しんでみてくださいね!
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